interview04kyoka murano
“ 「得意」が見つけられた場所 ”
2018年4月入社
Dress Stylist
- 新卒で衣装スタイリストになったきっかけを教えてください。
- 私はもともとブライダルに興味があったので、専門学校のプランナー科に通っていました。
将来の進路はプランナー、衣装関係、フォトグラファーの3択で考えていたので、就活ではフォトスタジオや衣裳店の選考も受けていました。
今は衣装スタイリストととして働いていますが、実はハンターの面接はプランナーとして受けていたんです。とはいえ、和装がもともと好きで衣装にも興味があったことや、私の入社時期が前に勤めていた衣装スタイリストさんが退職されるタイミングだったことなど、様々なタイミングが重なってプランナーではなく衣装スタイリストとして働くことになりました。
6年ほど経験してきた今は、衣装スタイリストとして働けて本当に良かったなと感じています。私はプランナー科に通いながらも、お客様のエピソードを広げてクリエイティブに提案していくことにずっと苦手意識がありました。衣装スタイリストとして働き始めてからは衣装の良いところを伝えたり、一人ひとりにお似合いの衣装を見つけて提案するほうが得意で自分には向いていると気づくことができました。
- 入社した際のことは、覚えていますか。
- 新卒ですが早期出勤していたので、2月から週に3回ほど衣裳店で働いていました。その時からすでに衣装の先輩はいなかったので、わからないことはすべて美容さんから教えていただきました。
衣装スタッフは私だけだったので、早い段階からお客様と接することになったのですが、話すのがとにかく苦手で慣れるまでは大変でした。はじめは覚える内容も多かったですし、同じタイミングで一人暮らしをはじめたのでストレスが重なってしまいひとりになると涙がこぼれることもありました。
一人暮らしは自分の意志ではじめたわけではなかったので、お休みの日はずっと実家に帰っていましたね(笑)。コロナ期間の出勤形態の関係で今は実家に戻りましたが、一人暮らしを経験したことで親のありがたみも感じることができて以前よりも仲良し親子になれました。
今はお仕事にも慣れてきたので、もう一度一人暮らしを検討しはじめているところです。
- そんな辛い時期を経験しても、辞めなかった理由はありますか。
- 一緒に働いている美容の先輩方が心地よい距離感でサポートしてくださり、職場環境がとてもよかったからです。
お客様からいただいたご質問に私がお答えできないときには、いつもそっと手を差し伸べて助けてくださっていたので本当に感謝しています。
美容さんのサポートなしでは絶対に続けられなかったと思います。
- 思い出に残っているお客様とのエピソードはありますか。
- 一番印象に残っているのは、去年高校からの友人がハンターで結婚式をしてくれたことです。衣装スタイリストとして、大切な友人の人生の節目に携われたことはとっても感慨深かったです。当日は参列させてもらったのですが、いつもとは違うお客様からの視点でハンターを感じることができる貴重な経験でした。
友人夫婦からはスタッフのこともたくさん褒めてもらえて嬉しかったですね。
- 今後の目標や求職者の方へメッセージはありますか。
- 他店舗のフィッティングに行っても「やっぱりここが良い」とハンターに帰ってきていただくことをずっと目標にしてきました。
今年の秋に衣裳店が建て替わり職場の環境が変わるので、まだイメージができていない部分もありプレッシャーも感じますが、これまで通りチャレンジする気持ちを忘れずにハンターらしい衣装店にしていきたいです。 右も左もわからない状態で入社した私も、先輩方のサポートのおかげで今では楽しく働けています。今度は私が精一杯サポートするので、ブライダルが好きという気持ちさえあれば迷わずに飛び込んできてほしいなとおもいます。
My favorite place
2階から見えるお庭です。どの季節も眺めが良いですが、春になるとお庭の桜が満開になってとっても綺麗なんです。