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interview02
akane konishi

“ 知れば知るほど、深まる愛着 ”

2014年4月入社
Wedding Planner
新卒でウェディングプランナーになったきっかけは何ですか。
興味を持ったきっかけは、中学生のときに『ブライダルプランナーになりたい』という方のドキュメンタリーを見たことです。
この番組を通して初めて結婚式に携わるブライダルプランナーという職業を知りました。もともと福祉系のお仕事に就くつもりでしたが、あの番組をみて以来プランナーにも興味を持ち始めて高校生の頃はどちらの職業を目指そうか迷っていました。
ちょうどその頃、結婚式場で働いていた友人に紹介してもらって神戸の結婚式場でアルバイトを始めることになったんです。ずっと気になっていた結婚式場での初めてのお仕事は、結婚式を知るという意味合いで会場内に入らせてもらいました。そこでは、まったく面識のない花嫁さんのお手紙を聞いてとても感動したことを覚えています。アルバイトを通じてブライダルの良さを実感したことで、いまの自分が素直にやりたいと思うのはプランナーなのだと気づくことができました。
その後はブライダルの専門学校に進み、海辺の結婚式場でアルバイトを始めました。とても好みな式場だったので卒業後もそのまま働きたかったのですが、残念ながら正社員は募集していなくて。そのとき気にかけてくださったオーナーのつながりから、ハンターをご紹介いただいたんです。
初めて訪れたときは入口がお家みたいで、とてもびっくりしました (笑) 。これまでは「THE・結婚式場」という会場ばかりみてきたので、これからは未知の「和装の世界」にふれられることが楽しみな気持ちでいっぱいでした。
入社10年目の今、これまでを振り返ってみていかがですか。
藤原マネージャーと同じく大変な時期も経験してきたので、辞めたいなと感じることも正直ありました。
私は小学4年生から高校3年生までの間バスケを続けていたので、母から「自分の意思で始めたのなら簡単には辞めないで」という教育をその頃から受けていたんです。学生の頃に培った忍耐力のおかげで激務の時代も乗り越えられたのだと思います。
入社当初は、不慣れな環境に加えて(会社としての方針で)お客様の組数も今より多かったので、お休みの日は疲れて寝ていることが多かったです(笑)。体力的にだけでなく気疲れもあったのだとおもいます。そんな中でも、余裕があるときには先輩に教えていただいたことをノートにまとめていましたね。
そんな新入社員時代を乗り越え、入社2年目を迎えた頃に担当したお客様は、今でも慕ってくださる方が多くとても良い関係性が続いています。
ハンターで働きはじめてから、今までまったく選択肢になかった白無垢や綿帽子をつけてみたいという気持ちが芽生え始めました。もともと海辺の結婚式場に憧れていた私ですが、ハンターで過ごす中で「和」の良さを再認識できましたし、とてもきれいな花嫁さんの姿だなと感じます。
立場も変わり、後輩と接する上で心がけていることはありますか。
最近は立場的にスタッフを注意しないといけない場面もあるのですが、その子のやる気を削がないような言い方が難しいなと感じています。
最初の頃に新人教育を任されていたときは、私も自分の仕事で一杯一杯で余裕がなくて、気になったことをその場で全部伝えていたんです。
それから数年が経ち、気持ち的にも余裕ができた今は「そういえばあの時厳しく言ってしまっていたな」「聞きたいことがあっても聞けないようなオーラを出してしまっていたな」と気づいたんです。なので今は、できるだけ質問をしやすいような雰囲気づくりを意識するようになりました。
思い出に残っているお客様とのエピソードはありますか。
披露宴の最中、マイクで名前を呼ばれてサプライズでお客様から花束をいただいたことがあります。
限られた新郎新婦とご家族のお時間にも関わらず、私のための時間をとってくださったことが嬉しくて思わず涙がでました。日々のお仕事が忙しい新郎新婦のお二人でしたが「小西さんとの打ち合わせに来るのが楽しい」とお打ち合わせのたびにお話くださっていたことを今でも覚えています。
実は入社してすぐの頃、プランナーの先輩が披露宴でお客様からサプライズのメッセージをいただいていているのを見かけたことがあったんです。その時に、別の先輩プランナーさんから「こんな風にお客様から感謝されるプランナーさんになれたらいいね」と声をかけていただいたのですが、その数年後に自分も同じようなサプライズをしていただけるなんて、とても感慨深くてずっと心に残っている思い出です。
私は何よりもハンターのお客様が大好きなんです。結婚式に携わったお客様にお子さまが産まれて「小西さん、一緒に写真撮りましょう」と会いに来てくださることもあるので、これからもずっとハンターにいたいです。
10年経った今でも天職だなと感じますね。お客様とこのような深い関係性を築けるのもこのお仕事の魅力だと思っています。
職場環境についてはいかがですか。
土日には休めないイメージのあるサービス業ですが、閑散期の婚礼が入ってない土日にはお休みが取れます。
働くママも身近にいるので、将来結婚して子どもができてからもプライベートと両立しながら続けていける安心感がありますね。
入社当初はブライダルって若いうちのお仕事だと思っていましたが、キャリアを積めば積むほどお客様にとっては安心材料になるので、長く続けられるお仕事なんだなと考えが変わってきました。
今後の目標はありますか。
ハンターを一人でも多くの方に知っていただきたいです。
とはいえ、1日1組にこだわっているハンターだからこそ、派手な宣伝広告を打つのではなく、そのこだわりを私たちスタッフが大切にして心からの「ありがとう」をたくさん集めていきたいです。その積み重ねですこしずつでもハンターの認知度が向上すると嬉しいですね。
My favorite place
縁側です。おばあちゃんの家に来ているようでほっこりします。縁側に座って、新郎新婦やゲストの皆さまがお話しされている姿も好きです。